2023 SAPIXな中学受験

2023年中学受験をSAPIXで頑張る息子の備忘録

小6 2月3日 その後

筑駒のお迎えには終了10分前に到着しました。

 

古い建物を眺めながら、ここに来るのも最後かなと思いました。

2023組は、まるまる3年間コロナ禍の中受生活だったため、息子が文化祭に行けたのは3年生の時に友達に誘われていった芝と6年生の時にSSを休んでいった筑駒だけでした。

開成の文化祭はコロナ感染中で行けませんでした。

 

チャイムがなり、子供達がバラバラと出てきます。

 

正面の方から出てくる子供達ばかりみていたら、別の所から出てくる子供達もいて、スマホを持たせていなかったため焦っていると、人がかなりいなくなった頃に息子が出てきました。

 

後から聞いたら、最後の社会の時間から開成の合否が気になりだし、緊張してすぐに教室から出てこれなかったそうです。

 

私の顔を見るなりため息をつき、開成の発表を見ようかと言われました。

 

そこへサピの同級生を見つけた途端、走り寄る息子。

あれ?発表見ないの?と拍子抜け。

 

お友達は家族に会えず、一度校門の外に出たのか大量の塾のパンフレットを両手に抱えていました。

 

友達が家族と会えるまでなぜか息子もくっついて回っていたので、私も追いかけるという謎の時間があり、改めて開成の発表を見ることに。

 

筑駒から離れてからみる?と聞くと、いますぐ見る、と筑駒のエントランスのはしっこで結果を見ました。

 

「あった!よし!」と小さな声でいい、私が「おめでとう!」と言うも、今はやめてみたいな様子で足早に筑駒をでて、駅に向かいました。

 

その後、父親に電話するも出ないので(すでに西日暮里に向かっていた)、実は先に見ていたというと少し怒った様子でしたが、もし結果を見ていたらお母さんの表情で分かると思ったんだけどな、と言われました(マスクだし、見つからなくて焦っていたからね)。

 

西日暮里に到着すると、先程筑駒で家族を探していた友達がいて、お互い開成に合格したことを確認。

 

前後で合格証をいただき、あちらのご家族からもおめでとうございますと言われ、じわじわとまた喜びが湧き上がってきました。

 

夫はすぐに入学金をクレジットで振り込み、そのまま仕事へ。

 

息子と私はサピックスに報告の電話をして、算数の先生に出てもらい、お礼を言いました。

(前日の合格報告の電話をした時に、緊張がきれていた息子に声をかけて欲しいとお願いしたのと、息子のちょいミスを最後に注意し忘れたと気にされていたので)

 

まだお昼を食べていなかったので、沖縄料理屋に入り、初めて「今日はどうだった?」と聞きました。

 

入試期間中は何を聞いても不安になりそうだったので、お互い聞かない言わないようにしていました。

私には話さない分、夫には言っていたようで、実は開成の算数、約分を忘れたとか最後の5分で計算ミスに気付いたとか、私が聞いたら眠れなくなりそうなことも話していたとか。。

 

理科の大問が一題減ったとかそんな話をしながら、国語の問題文の話を聞いた時、「筑駒に受かるかも」と感じました。

 

それでも息子は両方受かったら開成に行くつもりだからと言っていたので、5日の発表までは本当に晴れやかな気持ちで過ごしました。